バーンアウトシンドロームとは

バーンアウトシンドロームは、日本語で「燃え尽き症候群」と言います。集中・熱中していたものがなくなる、もしくは結果が思わしいものに至らなかった時、無気力になってしまうことを言います。メンタルヘルス不調の一種であり、医師や看護師、教師など、人との関わりの深い仕事をしていた人が陥りやすいと言われています。

一時的な脱力感のみで、自然と回復する人もいれば、症状が悪化してうつ病へと繋がる人もいます。次に具体的な症状と原因をご紹介します。  

バーンアウトシンドロームの症状

バーンアウトシンドロームを患うと精神的、身体的にも様々な症状があらわれます。以下のような症状が続く人はバーンアウトシンドロームに陥っている可能性があります。自分の症状と比較してみましょう。

  • 人とのコミュニケーションが煩わしい
  • 朝起きるのが辛い
  • 自分を正当化し、周囲が悪いと感じる
  • 自分に自信がない
  • 飲酒・喫煙の量が増えた
  • 何をしても充実感や感動することができない
  • 胃痛や頭痛ストレス性の身体症状

一時的に無気力感に襲われることは誰にでもありますが、長期間このような状態が続くのであれば注意が必要です。

バーンアウトシンドロームになりやすい人

バーンアウトシンドロームになりやすい人は医師や看護師、教師だと先述しました。このような職業は人との関わりが強く、仕事に信念を持って務めている人が多いです。自分の仕事に高い目標を持って取り組み、仕事一筋で頑張っている人がバーンアウトシンドロームに陥りやすいとされています。このように高い目標や完璧主義者、頑張りすぎる人などは注意が必要です。自分でも気がつかないうちにストレスを溜め込んでいる可能性があります。時にはリラックスして適度に肩の力を抜くことが大切です。カウンセリングなどを利用するのもおすすめです。

バーンアウトシンドロームについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひレアリーゼの講演会にご参加ください。メンタルヘルスケアやうつ病についても詳しくご紹介いたします。