ハラスメントとは日本語で「嫌がらせ」のことです。セクハラやパワハラという言葉も最近ではすっかり定着しています。会社内では上下関係が発生するのでハラスメントが起こりやすくなります。こちらでは、ビジネスシーンで起こりやすいハラスメントをご紹介します。  

セクシャルハラスメント

性的な嫌がらせのことを指します。男性社員から女性社員への嫌がらせが大々的に取り上げられていますが、女性社員から男性社員へのセクハラも少なくありません。性的特徴に対しての発言や、過剰なボディタッチといったコミュニケーションに相手が不快感を覚えたのなら、それはセクハラとなります。

パワーハラスメント

権威や立場を利用して行われる嫌がらせのことを言います。傷つくような言葉を言って精神的苦痛を与えるパターンが多いです。個人の性格や癖、外見を仕事の成績につなげてなじるなどが挙げられます。その他にも、みんなの前で失敗を指摘する、責任を押しつける、能力に見合わない仕事をさせる、業務に関連する情報を教えない、なども含まれます。

セカンドハラスメント

セクハラやパワハラを会社側に訴えたことにより、会社から嫌がらせを受けることを言います。

ジェンダーハラスメント

性別における差別や嫌がらせのことを指します。個人の能力に関係なく、男だからこれくらいできるだろう、女だから任せられない、男・女のくせに、などの発言が挙げられます。性別の固定観念に囚われている人が無意識のうちにジェンダーハラスメントを行っていることがあります。

アルコールハラスメント

職場において酒の席は避けては通れません。お酒が飲めない、もしくは飲まない人に無理やり飲ませるといった行為はアルコールハラスメントになります。また、酔っ払った人によって行われる迷惑行為もアルコールハラスメントに含まれます。

ハラスメントは被害者が精神的・肉体的な苦痛を感じた時に成立します。加害者はハラスメントと意識せずに行っていることが多く、突然訴えられて驚く方も少なくありません。コミュニケーションを取る中で、自分の発言がハラスメントにならないか、気になるというのであれば、まずはハラスメントについて学ぶことが大切です。レアリーゼでは参加型の講演・研修を行っています。ハラスメントについて学びたい方は、ぜひご参加ください。