当オフィスでは、個人の方に次のサービスを提供しています。
クライエントの課題解決に適したコミュニケーションスキルを選定するため、インテーク面接またはその前にヒアリングした内容に沿って提案させていただいています。
カウンセリング

カウンセリングとは、言葉を媒介としてクライエントの気づきを促すために、お話を聴いていくプロセスをいいます。その目的は、クライエントの「行動変容」にあります。
ただ、そこで用いる心理療法には、言葉をそれほど介しない「箱庭療法」や「自律訓練法」等が含まれることがあります。
当オフィスでは、次のような心理療法でカウンセリングを行なっています。
当オフィスの心理療法・手法

<来談者中心療法>
カウンセリングの基本となるのが、来談者中心療法です。この来談者中心療法(クライエント中心療法)は、1940年代にアメリカの臨床心理学者カール・ロジャースが創始しました。
以前は「非指示的療法」、最近では「パーソンセンタード・アプローチ」と呼ばれています。
日本には同じ1940年代に導入されています。この療法は、来談者の話をまずじっくり傾聴することから始まります。
そしてカウンセラーは、来談者自身がどのように感じ、どのように生きつつあるかにフォーカスします。そうすることによって、来談者が自ら気づき、成長していく、と考えているのです。カウンセラーに対しては「自らの体験・意識・表現が一致していること」(自己一致)が求められ、来談者に「無条件の肯定的な関心を持つこと」や「共感的に理解すること」という3点が必要であるとしています。
当オフィスにおいても、いかなる問題解決の手法よりも先に、この来談者中心療法の積極的傾聴が徹底されることを前提とします。安心・安全な場所と時間をお約束いたします。
<精神分析的療法>
精神分析的心理療法とは、フロイトが創始した「精神分析」を基本として、クライエントの問題に合わせて時間、場所などの条件を設置して行なう心理療法を言います。
フロイトは週6回の頻度で精神分析を行なっていましたが、現在では週1回、45分から50分間を対面式で面接をするのが一般的です。
精神分析では、「無意識」に着目します。自由連想法や夢解釈がそれに該当します。
また転移という概念についても留意して進めます。
対象となるのは不安障害や解離性障害、表現性障害などのような疾病と対人関係が中心です。
クライエントの生きてきた過去を深めながら、面接が進められます。ある程度の時間と回数が必要となるので、少しカウンセリング期間を長めに見ておきましょう。
<認知行動療法>
認知行動療法(CBT)とは、認知(ものごとの受けとめ方・とらえ方)や行動に働きかけて、ストレスを軽減する心理療法のことです。
「認知療法」と「行動療法」の二つの考えが別々に発展しましたが、最近では「認知行動療法」と統合されて呼ばれることが多くなりました。
ストレスには人間の心身に役立つ「ユーストレス」と悪影響を及ぼす「ディストレス」があります。
同じストレッサー(刺激)であっても、認知しだいではディストレスになり得るのです。
例えば、期限の近い仕事をする時に「もうそろそろやらなくてはいけない、いやだなぁ」とつい先延ばしにする人がいます。期限までの間は、常にストレスに苛まれることでしょう。
一方、いつまでだからそろそろ手をつけよう、と計画を立てる人がいます。実際にし始めると意外にすぐ終わることもあります。
後者の方がユーストレスとなり、やる気につながる認知であると言えます。
このように、認知行動療法では認知と行動の両方に働きかけて、思考のバランスを整えていきます。うつ病や統合失調症、パニック障害、発達障害など、さまざまな疾患・障害の治療に用いられています。
<ゲシュタルト療法>
ゲシュタルト療法は、1950年代に精神分析医フリッツ・パールズとゲシュタルト心理学者であった妻のローラ・パールズ、ポール・グッドマンらによって開発されました。
「ゲシュタルト」とは、思考・感情(精神)・身体を「統合」するという意味を示しています。
人間は外部の世界をバラバラな寄せ集めとして認識するのではなく、意味のある一つのまとまった全体像として認識するという視点が基本になります。
それまでの心理療法のように、学問的に分析や解釈をするというよりも、「今、ここ」で起きていることに焦点を当て、気づきを促します。
クライアントの過去に問題があるのではなく、昔の問題を「いまここ」の時点に持ち続けていることに原因があると考えました。ファシリテーター(カウンセラーや、セラピストという言葉は使わない)はワーカー(クライエント)と同じ存在として、ワーカーに寄り添います。
主な技法には「エンプティチェアー」(空の椅子)があり、幅広く応用されています。
【30分3,000円でちょっと相談したい人はコチラ】

【正規カウンセリング】
リアル/オンライン対面
カウンセリング

※定額制を1カ月10名まで受け付けています。
定額制33,000円(税込み)(リアルの場合は会場費2,000円が別途必要です)
各種トレーニング
コーチング
クライエントの自己解決能力や自己決定能力を信じている点では、カウンセリングと同じですが、コーチングの目標はクライエントの「目標達成」にあります。
ゴールを目指してクライエントが走っていくのか、歩いていくのか、方法や手段、行動計画を一緒に考えていきます。もちろん実行するのはクライエント自身ですが、盲目のランナーに寄り添う伴走者のようにあなたのそばにいるのです。
※各コースとも半年間のメンテナンスサポート付
個人コーチング(所要時間1回1時間(初回2時間))
目標設定から達成までをサポート!
目標により6コース有り(応相談)

★3カ月コース
週1回・月2回
132,000円~
264,000円(税込み)

★6カ月コース
週1回・月2回
264,000円~
528,000円(税込み)

★12カ月コース
週1回・月2回
528,000円~
1,056,000円(税込み)
個人コーチング(ライフヒストリー・ストレングスコース)
ライフヒストリー・ストレングスコースは、あなたの人生の過去から現在までの歴史を辿ります。
その中にご自身では気づいていないストレングス(強み)がありますので、それを一緒に見つけ出し未来の「したいこと」につなげましょう。
ナラティブセラピーを応用してあなたの強みを引き出します。
ライフヒストリー・ストレングスコース 料金 1回33,000円(税込み) (所要時間2時間)

41歳
例)何で起業したいのかわからない。でも独立して仕事を持ちたい!
- ライフヒストリーストレングスコースを受講
↓ - ネイルサロンに勤務していた経験をもとに起業することを目標として決定
↓ - 月2回6カ月コースを選択
↓ - コーチングを受けた月からネイルサロンに”修行”として勤務
↓ - 並行して準備を進め1年後にサロン開業
この会社員のケースでは、御本人がとても自信をなくしていたことから、まずライフヒストリー・ストレングスコースを受けてくださいました。手先が器用であることがわかり、そこに興味のある領域を絞り込んでネイリストという目標が決まったのです。
【参考】 ライフヒストリー・ストレングスコース受講1回33,000円(税込み) + コーチングコース 528,000円(月2回6ヶ月コース・税込み)
コンサルテーション
神田裕子は、北海道でカウンセラーという名称が一般化していなかった時期から30年以上、カウンセリングを“商品”として成立させてきた経営者です。
また北海道女性起業家ネットワークの代表を4年間務めました。
起業をする前に準備すること、起業してから気をつけることなど、モチベーションやアイディア、マーケティングの分野からコンサルティングいたします。
※企業様については、法人向けサービスをご覧ください。
料金 1回33,000円(税込み)(所要時間2時間)
諸注意と振込先
※カウンセリング等のご予約は希望日の2日前までにお願いします。 (前日及び当日の予約はお受けしておりません)
※精神科や心療内科に通院中のかたは、初回時にお知らせください。
※主治医の紹介状またはお薬手帳がある場合はすみやかに提示し、詳細を知らせてください。
みずほ銀行麻布支店(普)1180063 神田裕子
※振込手数料は、お客様のご負担でお願いいたします。
<キャンセルポリシーと遅刻した場合について>
予約されたあなたがキャンセルされますと、同じ時間を希望されていた人はカウンセリングを受ける機会を失います。またカウンセラーも、その時間はスケジュールを空けて待っています。 このことから、キャンセルされる場合は、以下のキャンセル料を申し受けます。
●2日前〜前日のキャンセル
料金の50%
●当日のキャンセル
料金の100%
なお、当日ご予約の時間に遅れた場合であっても、予定通りの時間に終了となります。 カウンセリングを受けていただく時間が短縮されますので、予めご了承ください。